レース前日、息子のCJ白山ジュニアに向けて補給計画を立てていた。
ざっくり「おにぎりとジェルでいいか」で済ませるつもりだったのに、気づいたら1時間以上ChatGPTと議論していた。
結論だけ知りたい人は最後のプランまで飛んでもらえればいいけど、この試行錯誤のプロセス自体が面白かったので記事にしておく。
今回の前提条件
- レース:CJ白山 ジュニア
- レース時間:約60分
- スタート:13:30
- 試走:7:45〜8:45
- 天気予報:暑くなる
そして最大の課題が脚つり対策。
前のダートクリテ、3レース目で脚がつった。脚がつると、どうにもならず、結果どころではない。棒に振る。だから今回は最初から「エネルギー補給」より「脚つり・暑さ・脱水」を優先して組み立てることにした。
朝食をどうするか
最初は「なか卯か吉野家かすき家か」という話から始まった。
ファストフードで手軽に済ませるなら、脂質が少なくて消化の早い丼がいい。親子丼か牛丼、あるいはうどん。あとは、スーパーやコンビニの弁当。
ただ実際には、レース会場近くのイオンで購入した小弁当といなり寿司4個に落ち着いた。上記選択肢からの息子自身のチョイスだ。
脂質を抑えつつ、適度な糖質で朝からエネルギーを入れておく、という発想。特別なことは何もないけど、「何でもいい」ではなく「なぜこれか」を意識して選んだのは初めてだったかもしれない。
試走〜10時の補給
試走(7:45〜8:45)中はパワープロダクションをボトル1本。試走後に飲み切って、WinZoneジェル1本を追加した。
そして次の議論になったのが10時の補給。
候補はおにぎりとバナナ。最初は「10時におにぎり、11時にバナナ」も考えた。でも整理すると、
- 13:30スタートなら、10時のおにぎりは十分消化できる
- 一方で11時のおにぎりはやや重い
- 朝食→試走→WinZone→バナナまで入っているなら、無理に追加する必要はない
- エネルギー不足よりも、食べすぎの方がリスクが高い
という結論になった。
結果、10時にバナナを食べて、11時のおにぎりは食べない判断をした。
「もう少し食べた方がいいかも」という気持ちと「いや、すでに十分入っている」という判断の間で迷ったのが正直なところ。でも補給の目的は「たくさん食べること」じゃない、というのが今回一番刺さった考え方だった。
WinZoneをどのタイミングで使うか
これも結構悩んだ。候補は「試走後・スタート前・レース中・カフェイン入り」の4パターン。
結論はこう整理した。
- 試走後:通常WinZone(回復+エネルギー補充)
- スタート前:脚つり対策を優先するなら塩ジェル。パフォーマンス重視ならカフェインWinZone
- レース中:60分レースでは不要
レース中については「やり過ぎ」という結論になった。開封の手間、胃への負担、落とすリスク。60分でジェルを摂るメリットよりデメリットの方が大きい。
今回は脚つり対策を最優先にしたので、スタート前は塩ジェルを選んだ。
塩ジェルと電解質の話
塩ジェルはスタート20分前(13:05〜13:10)に摂ることにした。水を少量一緒に飲む。
ここで「電解質って結局何が重要なの?」という話にもなった。脚つり対策で最も重要なのはナトリウム。カリウム・マグネシウム・カルシウムも関係するけど、今回はパワープロダクション+塩ジェルの組み合わせで対応できると判断した。
ポカリ・アクエリアス・PH1000・SIS Hydroなど色々なスポーツドリンクも候補に挙がったけど、「普段使っているものから変えない」という原則で、パワープロダクションに落ち着いた。レース前に初めて使うものは入れない。
レース中のボトル管理とフィード
「500mlボトルは重すぎる」という話も出た。結論は300〜400mlでスタートして、毎周回1〜2口飲む。飲む場所は試走中に決めておく。
フィードゾーンには自分が入れる予定だったので、ボトル交換も検討した。最終的には:
- ボトル交換はしない
- スタート時のパワープロダクションを飲み続ける
- フィードでは開栓済みの冷水ボトルを受け取り、頭・首・背中にかける
これが暑さ対策として一番シンプルで確実だという結論になった。
コーラも一瞬候補に挙がったけど、60分レースでは不要。ベタつき・炭酸・飲みにくさのデメリットの方が大きい。レッドブルも「普段飲んでいないものは使わない」でナシ。
アップのプラン
今回は「しっかり乗った方が走れるタイプ」という前提でアップを設計した。軽流しではなく、一度心拍をレースレベルに近づけておく。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 10分 | 120〜140bpm、流し |
| 5分 | 150〜165bpm、徐々に上げる |
| 30秒 | 170〜180bpm |
| 2分 | 流し |
| 30秒 | 175〜185bpm |
| 2分 | 流し |
| 30秒 | 180bpm前後 |
| 流し | 塩ジェル(スタート20分前) |
| 最後1分 | 175〜185bpm、レースペース |
| → | 流しながらスタートへ |
目的は「スタートの瞬間に身体が完全に起きている状態にすること」。
最終補給プラン
| タイミング | 内容 |
|---|---|
| 朝食 | 小弁当+いなり寿司4個 |
| 試走中 | パワープロダクション1本 |
| 試走後 | WinZoneジェル1本 |
| 10時 | バナナ |
| (11時のおにぎり) | 食べない判断 |
| スタート20分前 | 塩ジェル+水少量 |
| レース中 | パワープロダクション、毎周回1〜2口 |
| フィード | 冷水ボトルで頭・首・背中を冷やす |
まとめ:補給計画は「何を食べるか」より「何を優先するか」
今回の補給計画で一番変わったのは、優先順位を最初に決めたことだと思う。
「エネルギーをしっかり入れる」ではなく、「脚つりと暑さ対策を最優先にする」と決めたことで、判断がシンプルになった。
おにぎりを食べるかどうか迷ったとき、「エネルギーが心配だから食べよう」ではなく「すでに十分入っている、食べすぎはリスク」と判断できたのはそのため。
コーラもレッドブルも「60分レースで必要か?」「普段使っていないものは使わない」というフィルターで自然に外れた。
専門家でも何でもないので、これが正解かどうかはわからない。でも「なんとなく」じゃなく「なぜそうするか」を考えながら組み立てたことで、レース当日に余計なことで悩まなくて済んだのは確かだった。
実際のレースでどうだったか
今回の補給は、うまくいった模様。
6周走りきったあと、エネルギーが切れかけたか?というと、そうでもない。
「もうちょっとあっても良かったかも、くらい」とのこと。
いつもとちがって、レース中、ドリンクも小まめに飲んだようで、一度、ドリンクボトルを交換した。
デュアルフィード(? 同じフィードを両側から2度通る)だったので、
試しに後半、気分転換にとコーラを一口ずつ飲ませてみたが、これも気に入った模様。
ゼリーは、レース中飲むと口の中がべとついて、と嫌がったのでナシにしたが、1回いれてもいいかも。
ということで、うまくいったんではないかと思われる今回のメニユーを、次回も基本にして見ようと思う。

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